ソクマル医師

ある町では、成人の平均の食塩摂取量が多く、高血圧の人が多い。町の保健の担当者が、…

ある町では、成人の平均の食塩摂取量が多く、高血圧の人が多い。町の保健の担当者が、町全体の高血圧と脳卒中を減らす対策を検討している。対策の1つとして、町内のスーパーや給食業者と協力して、販売する惣菜や給食の塩分を少しずつ減らす取り組みを始めた。この取り組みの考え方として最も適切なのはどれか。

解説

最も適切なのは、危険の高い人に限らず、集団全体の危険因子の分布を少しずつ下げて病気を減らすという考え方です。これはポピュレーションアプローチと呼ばれます。病気の多くは、危険の高い少数の人よりも、危険がやや高い多数の人から生じます。そのため、町全体の食塩摂取量を少し下げると、集団の血圧の分布が全体に下がり、脳卒中の総数を大きく減らせます。高血圧の人を選んで指導するハイリスクアプローチと組み合わせることで効果が高まります。
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