ソクマル医師

74歳の女性。動悸を訴えて受診し、心電図で心房細動と診断された。高血圧と糖尿病で…

74歳の女性。動悸を訴えて受診し、心電図で心房細動と診断された。高血圧と糖尿病で治療中である。心臓の弁に異常はない。医師が、心房細動そのものの治療とは別に、抗凝固薬の内服を勧めた。この薬を勧める主な理由として最も適切なのはどれか。

解説

最も適切なのは、心房の中で血液がよどんで血栓ができやすく、それが脳の血管に流れて詰まるのを防ぐためという理由です。心房細動では心房が細かく震えるだけで有効な収縮がないため、心房、特に左心耳で血液がよどんで血栓ができます。この血栓がはがれて脳の動脈に詰まると、重い脳梗塞を起こします。高齢、高血圧、糖尿病などの危険因子が重なるほど脳梗塞の危険が高まるため、抗凝固薬で予防します。
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