ソクマル医師

45歳の男性。献血のあとに、梅毒の検査で陽性だったと通知を受けて受診した。症状は…

45歳の男性。献血のあとに、梅毒の検査で陽性だったと通知を受けて受診した。症状はない。10年前に梅毒と診断されて治療を受けたことがある。検査で、梅毒の菌そのものに対する抗体は陽性であったが、病気の勢いを反映する脂質を抗原とする検査は陰性であった。この結果の解釈として最も適切なのはどれか。

解説

最も適切なのは、過去に感染して治療を受け、現在は活動性の感染がない状態と考えることです。梅毒の血清検査には、病気の勢いを反映する脂質を抗原とする検査と、梅毒の菌そのものに対する抗体を調べる検査があります。前者は治療が効くと陰性になりますが、後者は治療後も長く陽性が続きます。両者を組み合わせると、感染の時期や治療の効果を判断できます。この男性は治療歴があり、症状もないことから、治療済みの状態と考えます。
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