50歳の女性。最後の月経は8か月前で、その後は月経がない。ときどき顔のほてりがあ…
50歳の女性。最後の月経は8か月前で、その後は月経がない。ときどき顔のほてりがある。妊娠反応は陰性である。女性から「もう閉経したと考えてよいのか」と尋ねられた。説明として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 月経が来ない状態が12か月続いたときに、振り返って閉経と判断すると説明する閉経は、月経が12か月以上来ないことを確かめたうえで、最後の月経の時点を閉経とみなします。8か月ではまだ判断できません。
- ⑵ 月経が3か月来なければ閉経と判断できるので、すでに閉経したと説明する3か月の無月経では閉経とは判断できず、その後に月経が戻ることもあります。
- ⑶ 50歳になった時点で、月経の有無にかかわらず閉経と判断すると説明する閉経は年齢ではなく、月経が止まった経過で判断します。
- ⑷ 顔のほてりが出たので、その時点で閉経したと判断できると説明するほてりは閉経の前後にみられる症状で、閉経を判断する基準ではありません。
- ⑸ 血液中の甲状腺ホルモンを測り、その値が下がっていれば閉経と判断すると説明する甲状腺ホルモンは閉経の判断には用いません。
解説
最も適切なのは、月経が来ない状態が12か月続いたときに、振り返って閉経と判断すると説明することです。閉経は卵巣の働きが低下して月経が永久に止まることで、月経が12か月以上来ないことを確かめてはじめて、最後の月経を閉経の時点とみなします。この女性は無月経が8か月で、まだ月経が戻る可能性があります。ほてりや年齢だけでは判断せず、この時期にも妊娠の可能性がまったくないとはいえない点にも注意します。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。