ソクマル医師

61歳の男性。健康診断で胸部の異常陰影を指摘され、精密検査を受けた。結果の説明の…

61歳の男性。健康診断で胸部の異常陰影を指摘され、精密検査を受けた。結果の説明の日に、男性は「悪い病気だったとしても、自分は詳しく聞きたくない。妻に説明して、治療は妻と相談して決めてほしい」と話した。判断能力に問題はない。担当医の対応として最も適切なのはどれか。

解説

最も適切なのは、本人の意向を記録して妻に説明し、知りたくなればいつでも説明すると伝える対応です。判断能力のある患者には、自分の病状について説明を受ける権利とともに、知らされないでいることを選ぶ権利があり、リスボン宣言にも示されています。本人が説明の相手として妻を指定しているので、それに従います。意思に反して説明する、家族全員の同意を求める、誰にも伝えずに治療を決める、といった対応は、いずれも自己決定を尊重していない点で不適切です。
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