高血圧の患者を診るとき、原因となる病気がある二次性高血圧を見逃さないことが大切で…
高血圧の患者を診るとき、原因となる病気がある二次性高血圧を見逃さないことが大切である。二次性高血圧を疑う手がかりとして適切なのはどれか。3つ選べ。
- ⑴ 60歳代から少しずつ血圧が上がってきた中年以降にゆっくり血圧が上がるのは本態性高血圧に典型的な経過です。
- ⑵ 両親がともに高血圧で治療を受けている高血圧の家族歴は本態性高血圧によくみられる特徴です。
- ⑶ 20歳代で発症した高血圧若年で発症した高血圧は、腎血管性高血圧などの二次性高血圧を疑う手がかりです。
- ⑷ 利尿薬を使っていないのに見られる低カリウム血症原因のない低カリウム血症は、原発性アルドステロン症を疑う手がかりです。
- ⑸ 3種類の降圧薬を使っても下がらない高血圧治療に抵抗する高血圧は、背景に原因となる病気がないかを調べるきっかけになります。
解説
二次性高血圧を疑う手がかりは、若年での発症、原因のない低カリウム血症、治療に抵抗する高血圧です。高血圧の大部分は原因の特定できない本態性高血圧ですが、一部には、原発性アルドステロン症、腎血管性高血圧、褐色細胞腫、睡眠時無呼吸症候群などの原因があります。急に発症した、急に悪化した、特徴的な症状や検査値の異常があるといった場合にも疑い、原因の病気を治療すると血圧が下がることがあります。
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