ソクマル医師

62歳の女性。人工股関節置換術の5日後、トイレで立ち上がった直後に急に強い息苦し…

62歳の女性。人工股関節置換術の5日後、トイレで立ち上がった直後に急に強い息苦しさが出て、意識がもうろうとなった。脈拍128/分、血圧72/44 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度84%(リザーバー付きマスク10 L/分)。頸静脈が怒張している。心エコーで右心室が大きく拡張し、左心室は小さい。造影CTで両側の肺動脈の太い部分に血栓がある。出血の危険が高い状態ではない。最も適切な治療はどれか。

解説

血栓を溶かす薬を投与し、肺動脈の血流を速やかに再開させるのが適切です。手術後の急な呼吸困難とショック、右心室の拡張、肺動脈の血栓から、広範な急性肺血栓塞栓症と診断できます。ショックや低血圧を伴う場合は、右心不全で循環が保てない状態であり、出血の危険が高くなければ血栓溶解療法で血栓を溶かし、血流を再開させます。それが難しい場合はカテーテルや手術による血栓の除去を考えます。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

この回を通して解く

同じ単元の問題