ソクマル医師

66歳の男性。2週前に、冠動脈バイパス術のため胸骨の正中を切開する手術を受けた。…

66歳の男性。2週前に、冠動脈バイパス術のため胸骨の正中を切開する手術を受けた。3日前から38.5℃の発熱があり、胸の傷が赤く腫れて膿が出てきた。深く息をしたり咳をしたりすると、胸骨がぐらぐらと動く感じがある。胸部CTで、胸骨の後ろの縦隔に液体と空気がたまっている。最も考えられる病態はどれか。

解説

胸骨の切開部から感染が深部に広がった縦隔炎が最も考えられます。胸骨正中切開による心臓の手術のあとには、創部の感染が胸骨や縦隔へ広がることがあり、発熱、創部の発赤と排膿、胸骨の動揺がみられます。糖尿病や肥満、両側の内胸動脈の使用などで起こりやすくなります。縦隔炎は命に関わるため、抗菌薬に加えて、感染した組織を取り除く手術と、創部の洗浄、ドレナージを行います。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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