ある地域で10年間追跡した仮想の調査で、高血圧のある人の脳卒中の発症率は1,00…
ある地域で10年間追跡した仮想の調査で、高血圧のある人の脳卒中の発症率は1,000人年あたり12、血圧が正常な人では1,000人年あたり4であった。高血圧のある人で、高血圧があることによって増えた脳卒中の発症率(寄与危険)は1,000人年あたりいくらか。
- ⑴ 162つの発症率を足しています。寄与危険は差で求めます。
- ⑵ 1212は高血圧のある人の発症率そのものです。正常な人の発症率を差し引きます。
- ⑶ 8寄与危険は曝露群と非曝露群の発症率の差で、12-4で1,000人年あたり8です。
- ⑷ 44は血圧が正常な人の発症率で、高血圧によって増えた分ではありません。
- ⑸ 33は12÷4で求めた相対危険です。寄与危険は差で求めます。
解説
寄与危険は1,000人年あたり8です。寄与危険は、曝露のある群の発症率から曝露のない群の発症率を引いたもので、その曝露によって増えた発症の量を表します。高血圧のある人の発症率12から、血圧が正常な人の発症率4を引くと8になります。一方、12を4で割った3は相対危険で、曝露によって発症の危険が何倍になるかを表します。対策の効果を見積もるときには寄与危険が役立ちます。
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