夜間の救急外来の待合室に、次の5人の患者が同時に到着した。最も先に診察すべき患者…
夜間の救急外来の待合室に、次の5人の患者が同時に到着した。最も先に診察すべき患者はどれか。
- ⑴ 指を包丁で切った42歳の女性で、ガーゼの圧迫で出血は止まり、指はよく動いている出血は止まっており、生命に関わる状態ではありません。
- ⑵ 足首をひねった20歳の男性で、外くるぶしが腫れて痛むが、体重をかけて歩くことはできる歩けており、全身状態も安定しています。緊急度は低く、待つことができます。
- ⑶ 微熱と鼻水のある35歳の男性で、脈拍76/分、呼吸数14/分、受け答えははっきりしているバイタルサインは安定しており、待っても悪化する危険は低い状態です。
- ⑷ 昼から腰痛のある60歳の男性で、脈拍80/分、血圧134/80 mmHg、痛みは軽くなってきたバイタルサインが安定し、痛みも軽くなっています。呼吸の危機にある患者を先に診ます。
- ⑸ 喘息の発作の28歳の女性で、短い言葉しか話せず、呼吸数32/分、経皮的動脈血酸素飽和度87%会話が困難で呼吸数が多く、酸素飽和度が低いのは重い発作であり、生命に関わるため最優先です。
解説
喘息の発作で、短い言葉しか話せず、呼吸数が多く酸素飽和度が低い女性を最も先に診察します。救急外来では到着順ではなく、緊急度に応じて診察の順番を決めます。その判断には、気道、呼吸、循環、意識といった生命に関わる機能と、バイタルサインを用います。会話が難しく、呼吸数が多く、酸素飽和度が87%まで下がっている喘息発作は、呼吸停止に至る危険があり、直ちに治療を始める必要があります。
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