68歳の女性。1週前から、ぶつけた覚えがないのに腕や太ももにあざができ、歯みがき…
68歳の女性。1週前から、ぶつけた覚えがないのに腕や太ももにあざができ、歯みがきのときに歯ぐきから血が出るようになったため受診した。高血圧と不整脈で近くの診療所に通院している。医療面接で、まず確かめる情報として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 両親やきょうだいに、出血の止まりにくい人がいるかを尋ねる。生まれつきの出血傾向なら若いころから症状が出ます。1週前からの変化では薬の影響を先に考えます。
- ⑵ 最近の食事の内容と、外食がどのくらい多いかを詳しく尋ねる。食事も影響しますが、通院中の不整脈がある患者では、まず薬による出血傾向を確かめます。
- ⑶ 仕事や家庭で強いストレスを感じる出来事がなかったかを尋ねる。ストレスであざや歯ぐきの出血が起こるとは考えにくく、優先して確かめる情報ではありません。
- ⑷ 服用中の薬の名前と量で、市販薬やサプリメントも含めて尋ねる。不整脈で抗凝固薬を飲んでいる可能性があり、出血しやすさの原因として薬の確認が欠かせません。
- ⑸ 毎日の歯みがきの回数と、使っている歯ブラシの硬さを尋ねる。歯ぐきの出血だけでなく全身にあざもあり、歯みがきの仕方では説明できません。
解説
服用中の薬を、市販薬やサプリメントも含めて確かめるのが最も適切です。この女性は不整脈で通院しており、血栓を防ぐための抗凝固薬や抗血小板薬を飲んでいる可能性があります。これらの薬は、量の変化やほかの薬との飲み合わせで効きすぎると、あざや歯ぐきからの出血を起こします。市販薬やサプリメントの中にも薬の効き方を変えるものがあるため、すべてを尋ねることが大切です。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。