34歳の男性。1型糖尿病と診断され、インスリンの自己注射を始めることになった。治…
34歳の男性。1型糖尿病と診断され、インスリンの自己注射を始めることになった。治療の内容を決めるにあたり、医師は男性の生活の様子を詳しく知りたいと考えた。治療上の安全を考えて、医療面接で尋ねる内容として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 「ご自宅の最寄り駅から病院までは、何分くらいかかりますか」通院のしやすさの参考にはなりますが、低血糖による事故の危険を見積もる情報ではありません。
- ⑵ 「お仕事で車の運転や高い所での作業はありますか」インスリン治療では低血糖が起こりえます。運転や高所作業があれば、事故を防ぐ対策が必要になります。
- ⑶ 「学生のころは、どのような部活動に取り組んでいましたか」過去の部活動よりも、いまの仕事や日常の活動の内容が治療の安全に関わります。
- ⑷ 「ご両親のどちらかが、同じ病気で治療を受けていましたか」家族歴は診断の参考になりますが、治療上の安全を考えるための生活の情報ではありません。
- ⑸ 「これまでに受けたことのある予防接種の種類と時期を教えてください」予防接種歴は感染症の予防には役立ちますが、インスリン治療の安全とは直接関係しにくい情報です。
解説
仕事で運転や高所作業があるかを尋ねるのが最も適切です。インスリン治療では、食事の遅れや運動量の増加で低血糖が起こることがあります。運転中や高い所での作業中に低血糖で意識がもうろうとすると、本人だけでなく周囲の人を巻き込む事故につながります。職業や日々の活動の内容は、治療計画や低血糖への備えを決めるうえで欠かせない心理・社会的な情報です。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。