48歳の女性。右上腹部の不快感があり、胆嚢の状態を調べるため、翌朝に腹部超音波検…
48歳の女性。右上腹部の不快感があり、胆嚢の状態を調べるため、翌朝に腹部超音波検査を予定した。検査の前に女性に伝える注意として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 検査の前の朝食はとらずに来てもらう。食事をとると胆嚢が収縮して小さくなり、壁や結石が観察しにくくなります。空腹で検査を受けてもらいます。
- ⑵ 腸の中をきれいにするため、前日に下剤を多めに飲んでもらう。腹部超音波検査で下剤による腸の前処置は通常必要ありません。
- ⑶ 検査の直前に、牛乳をたっぷり飲んで来てもらう。牛乳の脂肪で胆嚢が収縮し、観察しにくくなります。
- ⑷ 放射線を使う検査なので、妊娠の可能性を書面で確かめて同意を得る。超音波検査は放射線を使わず、妊娠中でも行えます。
- ⑸ 検査の後は造影剤を出すため、水分を多めにとるよう伝える。通常の腹部超音波検査では造影剤を使いません。
解説
検査の前の朝食はとらずに来てもらうよう伝えるのが適切です。食事、特に脂肪をとると、胆嚢が収縮して胆汁を出すため小さくなり、壁の厚さや結石、ポリープが観察しにくくなります。また食後は胃や腸のガスが増えて、超音波が通りにくくなります。腹部超音波検査は放射線を使わず、造影剤も通常は使わないため、妊娠中でも行え、検査後の特別な注意もほとんど要りません。
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