ソクマル医師

研修医が、消化管からの出血を疑う患者の直腸指診を行ったあと、手袋の指先に付いた便…

研修医が、消化管からの出血を疑う患者の直腸指診を行ったあと、手袋の指先に付いた便を観察している。指導医から「出血している場所によって、便の見え方が変わる」と教わった。胃や十二指腸など上部の消化管からの出血を最も疑わせる便の性状はどれか。

解説

黒くて光沢があり、粘り気のある便が上部の消化管からの出血を最も疑わせます。胃や十二指腸で出た血液は、腸を通過する間に胃酸や腸内細菌の働きで変化し、黒いタール状の便になります。出血の量が多いと、便が赤みを帯びることもあります。鮮やかな赤い血は肛門や直腸に近い部分からの出血を示し、灰白色の便は胆汁の流れの障害を示します。
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