病棟に、白血病で治療中の患者に使う血小板製剤が届いた。患者の検査が長引き、輸血を…
病棟に、白血病で治療中の患者に使う血小板製剤が届いた。患者の検査が長引き、輸血を始めるまで1時間ほど待つことになった。それまでの製剤の扱いとして最も適切なのはどれか。
- ⑴ 室温で静かに揺らし続けておく。血小板製剤は20〜24℃で振とうしながら保存します。冷やすと血小板の働きが落ちます。
- ⑵ 病室の加温器で体温と同じ温度まで温めて待つ。長く加温すると製剤が傷みます。室温での振とう保存が適切です。
- ⑶ ナースステーションの机の上で、揺らさずに置いておく。静置すると血小板が固まりやすく、働きも落ちます。振とうを続けることが必要です。
- ⑷ 細菌が増えないよう、病棟の冷蔵庫に入れて冷やしておく。赤血球液とは異なり、血小板製剤を冷蔵すると血小板の形と働きが損なわれます。
- ⑸ 凍らせておき、使う直前に37℃の湯で溶かして用いる。凍結して保存するのは新鮮凍結血漿で、血小板製剤は凍らせません。
解説
室温に保ち、専用の装置で静かに揺らし続けておくのが最も適切です。血小板製剤は20〜24℃で振とうしながら保存する決まりがあり、冷やすと血小板の形が変わって働きが落ち、揺らさずに置くと固まりやすくなります。室温で保存するぶん細菌が増えやすいため、有効期間は短く設定されています。冷蔵するのは赤血球液、凍結するのは新鮮凍結血漿で、製剤ごとに扱いが異なります。
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