28歳の女性。妊娠24週。1週間前に膀胱炎で抗菌薬を飲んだ。3日前から外陰部の強…
28歳の女性。妊娠24週。1週間前に膀胱炎で抗菌薬を飲んだ。3日前から外陰部の強いかゆみがあり、白いおりものが増えた。腟鏡で、腟の壁に酒かすやカッテージチーズのような白い塊が付着している。この病気について正しいのはどれか。3つ選べ。
- ⑴ 性交渉で感染する病気なので、相手の治療を同時に行う。多くは自分の体内の真菌が増えて起こり、相手の治療は通常必要ありません。
- ⑵ かびの一種が腟で増えて起こる。外陰腟カンジダ症は、カンジダという真菌が腟で増えて起こります。
- ⑶ 抗菌薬の使用や妊娠、糖尿病が誘因になる。腟の常在菌のバランスの変化や免疫の変化で、カンジダが増えやすくなります。
- ⑷ 抗真菌薬の腟錠や外用薬で治療する。腟錠やクリームなどの抗真菌薬で治療し、妊娠中も局所の治療が中心です。
- ⑸ 泡立った黄緑色のおりものと、腟の点状の出血が特徴である。これは腟トリコモナス症の特徴で、カンジダ症のおりものは白い塊状です。
解説
かびの一種が腟で増えて起こること、抗菌薬や妊娠、糖尿病が誘因になること、抗真菌薬の腟錠や外用薬で治療することが正しい内容です。外陰腟カンジダ症は、強いかゆみと、酒かすやカッテージチーズのような白い塊状のおりものが特徴です。性感染症ではなく、もともと体にいるカンジダが、抗菌薬で常在菌が減ったときや妊娠、糖尿病などで増えて起こります。泡立った黄緑色のおりものはトリコモナス症の特徴です。
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