ソクマル医師

74歳の男性。数か月前からだるさと息切れがある。腹痛や便通の変化、目に見える血便…

74歳の男性。数か月前からだるさと息切れがある。腹痛や便通の変化、目に見える血便はない。ヘモグロビン8.2 g/dL、平均赤血球容積は低値、血清フェリチン低値。便潜血検査は陽性である。上部消化管内視鏡検査に異常はなかった。次に行う検査と、最も考えられる病変の組合せとして最も適切なのはどれか。

解説

大腸内視鏡検査で、右側の大腸の癌からの持続する少量の出血を調べるのが最も適切です。右側の大腸は内腔が広く、便も液状のため、癌ができても腸閉塞や便通の変化が起こりにくく、少量の出血が続いて鉄欠乏性貧血として見つかることが多くあります。一方、左側の大腸癌では便が細くなる、血便、腸閉塞などが起こりやすくなります。高齢者の鉄欠乏性貧血では、消化管からの出血を必ず調べます。
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