ある脂質異常症の治療薬について、5年間の臨床試験が行われた。偽薬を飲んだ群では5…
ある脂質異常症の治療薬について、5年間の臨床試験が行われた。偽薬を飲んだ群では5年間に心筋梗塞が20%の人に起こり、治療薬を飲んだ群では15%の人に起こった。この結果から、5年間に心筋梗塞を1人防ぐために、この薬を飲む必要がある人数はどれか。
- ⑴ 7人治療群の15%の逆数をとった値に近く、差から求めていません。
- ⑵ 100人差を1%として計算した場合の値で、実際の差の5%から求めた人数とは合いません。
- ⑶ 5人差の5%を人数と取り違えた値です。
- ⑷ 20人起こる割合の差は20%-15%=5%で、その逆数をとると1÷0.05=20人になります。
- ⑸ 4人相対的に減った割合の25%の逆数を計算した値で、必要な人数ではありません。
解説
必要な人数は20人です。治療によって心筋梗塞が起こる割合は20%から15%に、5ポイント減りました。この絶対的な差の逆数をとると、1÷0.05で20人となり、20人に5年間薬を飲んでもらうと1人の心筋梗塞を防げることを意味します。この値を治療必要数といいます。相対的に25%減ったという表し方より、実際の効果の大きさが分かりやすい指標です。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。