ある検査におけるReceiver Operating Characteristi…
ある検査におけるReceiver Operating Characteristic〈ROC〉曲線(別冊No. 2)を別に示す。これを参考にカットオフ値を設定することとした。偽陰性率が最も低いのはどれか。
- ⑴ ①感度が最も高い右上の点と考えられ、偽陰性率(1-感度)が最も低くなります。
- ⑵ ②①より感度が低い点と考えられ、偽陰性率は①より高くなります。
- ⑶ ③感度と特異度のバランスをとった点と考えられますが、偽陰性率は最小ではありません。
- ⑷ ④特異度を重視した点と考えられ、感度が低く偽陰性率は高くなります。
- ⑸ ⑤最も左下に近い点と考えられ、感度が最も低く偽陰性率が最も高くなります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴です。ROC曲線は、カットオフ値を変えたときの感度(縦軸)と1-特異度(横軸)をプロットした曲線です。偽陰性率は1-感度で表されるため、偽陰性率が最も低いのは感度が最も高い点、すなわちROC曲線上で最も右上に位置する点です。図は本文から確認できませんが、公式正答から①がその点に当たると考えられます。カットオフ値を低く設定すると感度は上がりますが特異度は下がり、偽陽性が増えるというトレードオフがあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成