心電図同期心筋SPECT における解析で正しいのはどれか。
心電図同期心筋SPECT における解析で正しいのはどれか。
- ⑴ 左室肥大の影響を受けない。左室肥大があると、壁厚や容量の評価に影響します。
- ⑵ 拡張期の心機能指標は得られない。時間容積曲線から拡張期の指標も求められます。
- ⑶ R-R 間隔の分割数が多くなるとSN 比が向上する。1枚あたりの計数が減るため、SN比は下がります。
- ⑷ 分割収集した画像を加算することで非同期の画像が得られる。分割した画像を足し合わせると、位相を平均した画像になります。
- ⑸ R-R 間隔の分割数が少なくなると収縮末期容量は過小評価となる。収縮末期をとらえきれず、容量は過大評価になります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。心電図同期で分割収集した画像をすべて足し合わせると、心拍の位相を平均した非同期の画像と同じものが得られます。分割数を増やすと1枚あたりの計数が減るためSN比は下がり、分割数が少ないと収縮末期をとらえきれず容量は過大評価になります。左室肥大があると壁厚の評価に影響します。拡張期の指標も、時間容積曲線から求められます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-06.html)を加工して作成