核医学の画像処理と目的の組合せで正しいのはどれか。
核医学の画像処理と目的の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ Butterworth〈バターワース〉フィルタ ― 減弱補正Butterworthフィルタは雑音を抑える平滑化処理です。減弱補正ではありません。
- ⑵ Chang〈チャン〉法 ― 画像再構成Chang法は体表の輪郭を使った減弱補正の方法です。
- ⑶ OS-EM 法 ― 画像再構成投影データを部分集合に分けて繰り返す逐次近似の画像再構成法です。
- ⑷ Triple energy window 法 ― 減弱補正Triple energy window法は散乱線補正の方法です。減弱補正ではありません。
- ⑸ Wiener〈ウィナー〉フィルタ ― 散乱線補正Wienerフィルタは雑音を抑えつつ分解能を回復させる処理で、散乱線補正ではありません。
解説
正解は⑶です。OS-EM 法は、投影データを部分集合に分けて期待値最大化法を繰り返す逐次近似の画像再構成法で、フィルタ補正逆投影法よりノイズが少なく、収束も速いことから広く使われています。Butterworth フィルタとWiener フィルタは画像を平滑化して雑音を抑える処理、Chang 法は体表の輪郭から減弱の分布を仮定して行う減弱補正、Triple energy window 法は主ウインドウの両側で測ったカウントから散乱成分を推定する散乱線補正で、いずれも組合せが入れ替わっています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成