A 市の育児に関する健康課題を明確にするため保健師が優先して行うのはどれか。
次の文を読み48、49 の問いに答えよ。人口40 万人のA 市。3年前から出生数が増加傾向にある。最近、乳幼児相談時に、保健師に対しておやつの時間や指しゃぶりなど育児に関する細かな相談をする母親や育児不安を訴える母親が増えている。
A 市の育児に関する健康課題を明確にするため保健師が優先して行うのはどれか。
- ⑴ 新生児家庭訪問結果の分析新生児訪問の結果は生後早期の情報で、乳幼児相談で生じている課題は把握できません。
- ⑵ 両親学級の参加者情報の確認両親学級の参加者情報からは、育児不安の内容までは分かりません。
- ⑶ 乳幼児相談の内容のカテゴリー化相談内容を分類することで、どのような不安が多いのかが具体的に見えてきます。
- ⑷ 母子健康手帳交付時の面接内容の分析母子健康手帳交付時の面接は妊娠期の情報で、育児期の課題とは時期が異なります。
- ⑸ 4か月児健康診査に対する母親へのアンケートの実施新たな調査は負担が大きく、まず手元にある情報を整理することが先です。
解説
正解は⑶です。育児不安や細かな相談が増えているという気づきは、乳幼児相談の場で得られたものです。その相談内容を読み返して似たものごとに分類(カテゴリー化)すれば、どのような不安が多いのか、背景に何があるのかが具体的に見えてきます。すでに手元にある情報を生かせる点でも効率的です。他の資料の分析や新たな調査は、課題の輪郭が定まってから行います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成