ソクマル保健師

11 月6日の夕方、A さんを診察した結核専門病院の医師から保健所に、結核の発生…

次の文を読み36〜38 の問いに答えよ。11 月4日、特別養護老人ホームの看護師から「施設の入所者A さん(87 歳、女性、要介護4)に2日前から微熱があり、食欲がないため受診したところ、医師から結核の疑いがあると言われた」と保健所に相談があった。保健師が状況を確認したところ、現在はA さんを個室に移動し、介護にあたる職員はマスクを着用している。A さんに呼吸器症状はない。特別養護老人ホームでは毎年1回健康診断を実施しており、半年前に実施した健康診断の結果では、A さんに特に異常はなかったという。
11 月6日の夕方、A さんを診察した結核専門病院の医師から保健所に、結核の発生届が提出された。診断名は肺結核で、喀痰塗抹検査陽性、喀痰培養検査中、核酸増幅法で結核菌が確認された。胸部エックス線撮影で空洞病変が認められた。感染症対策担当の保健師は主治医に連絡し、届出内容の確認を行った。A さんには抗結核薬3剤による薬物治療が開始された。この時の感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律〈感染症法〉に基づく保健所の対応で、優先度が高いのはどれか。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑵です。喀痰塗抹検査陽性で空洞病変もあり、Aさんの感染性は高いと判断されます。感染症法では、二類感染症である結核について、まん延を防止するため必要があるときに都道府県知事が入院を勧告することとされており、感染性の高い患者への対応としてこの手続が最優先になります。面接や公費負担の手続、積極的疫学調査は、入院の手続と並行して進めます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成

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