8月6日(水)に、新たに2人の園児が下痢症状で欠席したと保育所から保健所に連絡が…
次の文を読み39〜41 の問いに答えよ。A 市にある定員80 人の保育所。乳児保育も実施している。8月1日(金)に、腹痛と下痢症状で4人の園児が欠席した。8月5日(火)に、新たに4人の園児が同様の症状で欠席した。さらに、8月1日(金)から欠席していた園児4人のうち2人は症状が落ち着いたが、他の2人が重篤な下痢症状によって入院したと保護者から連絡が入った。保育所長は感染症の発生を疑い、保健所の感染症担当の保健師に相談した。
8月6日(水)に、新たに2人の園児が下痢症状で欠席したと保育所から保健所に連絡があった。このときの保健所の対応で適切なのはどれか。
- ⑴ 排泄習慣が確立していない園児に対する登園停止の指示排泄習慣を理由に一律に登園を停止する根拠はなく、適切ではありません。
- ⑵ 欠席していない園児の保護者との個別面接個別面接は負担が大きく、感染の拡大を防ぐ対策にもなりません。
- ⑶ 保育所職員に対する汚物処理方法の指導便を介した感染が広がりやすい場であり、汚物処理の方法の徹底が拡大防止に直結します。
- ⑷ 患児の担任保育士への就業制限就業制限は本人が感染している場合に行うもので、担任というだけでは行えません。
解説
正解は⑶です。保育所では、おむつの交換や排泄の介助を通じて便を介した感染が広がりやすいため、職員が汚物を安全に処理する方法を身につけることが拡大の防止に直結します。排泄習慣が確立していない園児を一律に登園停止にすることは根拠がなく、担任への就業制限も本人が感染していなければ行えません。欠席していない園児の保護者との個別面接も必要ありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-03_04_05.html)を加工して作成