A 市では、自然災害によって一部の家屋に床上浸水の被害があった。住民やボランティ…
A 市では、自然災害によって一部の家屋に床上浸水の被害があった。住民やボランティアが泥のかき出しや片付けを行うにあたり、保健所の感染症担当の保健師が行う保健指導の内容で適切なのはどれか。
- ⑴ 窓は閉めて行う。乾いた泥の粉じんを吸い込む危険があるため、窓を開けて換気しながら作業します。
- ⑵ 次亜塩素酸ナトリウムの消毒液を噴霧する。噴霧すると吸い込む危険があり、消毒液は布に含ませて拭き取るのが基本です。
- ⑶ 消毒液は使用する濃度に前日に作り置きしておく。次亜塩素酸ナトリウムは時間とともに効力が落ちるため、使うたびに希釈します。
- ⑷ 衣類は洗濯する前に80 ℃のお湯に10 分以上つける。熱によって細菌を死滅させる方法で、浸水した衣類の消毒として適切です。
解説
正解は⑷です。浸水した家屋の片付けでは、泥に含まれる細菌による感染を防ぐため、使った衣類は洗濯の前に80℃のお湯に10分以上つけるなどの熱消毒を行います。作業中は粉じんを吸い込まないよう窓を開けて換気し、消毒液は吸い込む危険があるため噴霧せず拭き取りで用います。次亜塩素酸ナトリウムは時間とともに効力が落ちるため、使うたびに希釈します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-03_04_05.html)を加工して作成