日本の死因別死亡率の年次推移を図に示す。説明として正しいのはどれか。
日本の死因別死亡率の年次推移を図に示す。説明として正しいのはどれか。
- ⑴ 縦軸の死亡率は年齢を調整した値である。縦軸は人口10万対の粗死亡率で、年齢調整はされていません。
- ⑵ 死因A が上昇傾向にある主な理由は野菜摂取量の減少である。悪性新生物の上昇は高齢化の影響が大きく、野菜摂取量の減少が主な理由ではありません。
- ⑶ 死因B の平成7年の急激な低下は国際生活機能分類〈ICF〉改訂の影響である。平成7年の急激な低下は死亡診断書の様式変更によるもので、ICFとは関係ありません。
- ⑷ 死因C が上昇傾向にある主な理由は生活習慣の欧米化である。肺炎の上昇は高齢化による誤嚥性肺炎の増加が主な理由です。
- ⑸ 死因D が低下傾向にある主な理由は血圧の管理である。脳血管疾患の低下は、減塩や降圧薬の普及による高血圧の管理が主な理由です。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。脳血管疾患の死亡率は昭和45年前後をピークに大きく低下しましたが、その主な理由は高血圧の管理が進み、減塩や降圧薬の普及によって脳出血が減ったことにあります。図の縦軸は粗死亡率で年齢調整はされていません。平成7年の心疾患の急激な低下は死亡診断書の様式の変更によるもので、ICFの改訂とは関係ありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-03_04_05.html)を加工して作成