最初の対応で最も適切なのはどれか。
次の文を読み39〜41 の問いに答えよ。A さん(52 歳、女性)。夫と市内の大学に通う息子(19 歳)との3 人暮らし。「息子の大学のサークルでは飲み会が頻繁にあるようで、先日は息子の友人が集団で酔いつぶれたようです。うちの息子も先輩からお酒を勧められているようで、断るのが大変だと言っています。先日も他の大学で急性アルコール中毒で救急搬送されたと報道もあって心配です。どうしたらよいでしょうか」と市の保健師に電話相談があった。
最初の対応で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 警察に通報するよう勧める。この段階で通報を勧めるのは、対応として行き過ぎています。
- ⑵ 大学に相談するよう伝える。サークルを所管する大学に伝えることが、最初の一歩になります。
- ⑶ アルコール依存症専門の病院を紹介する。依存症を示す情報はなく、専門病院の紹介は適切ではありません。
- ⑷ 息子にサークルを辞めさせるよう勧める。本人の意思を無視する助言で、母親の相談への答えになりません。
解説
正解は⑵です。問題となっているのはサークルにおける飲酒の習慣であり、個人への対応ではなく、その集団を所管する大学に状況を伝えて対応を求めることが最初の一歩になります。大学には学生の指導や注意喚起を行う責任があります。警察への通報や専門病院の紹介、サークルを辞めさせる助言は、この段階での対応としては適切ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成