親油性の抗酸化剤はどれか。1つ選べ。
親油性の抗酸化剤はどれか。1つ選べ。
- ⑴ アスコルビン酸アスコルビン酸は水溶性の抗酸化剤で、親油性ではありません。
- ⑵ 亜硫酸水素ナトリウム亜硫酸水素ナトリウムは水溶性の還元剤で、水性注射剤などの抗酸化剤として用いられます。
- ⑶ エデト酸(EDTA)ナトリウムエデト酸ナトリウムは水溶性のキレート剤で、金属イオンによる酸化を抑える安定化剤です。
- ⑷ チオ硫酸ナトリウムチオ硫酸ナトリウムは水溶性の還元性物質で、親油性の抗酸化剤ではありません。
- ⑸ α-トコフェロールα-トコフェロールは脂溶性ビタミンで、油性製剤に用いられる親油性の抗酸化剤です。
解説
正解は⑸です。α-トコフェロール(ビタミンE)は脂溶性で、油性製剤や油脂の酸化防止に用いられる親油性の抗酸化剤です。脂質ラジカルを捕捉して自動酸化の連鎖反応を止めます。アスコルビン酸、亜硫酸水素ナトリウム、チオ硫酸ナトリウムはいずれも水溶性の抗酸化剤(還元剤)で、水性製剤に用いられます。エデト酸ナトリウムは金属イオンをキレートして酸化反応の触媒作用を抑える安定化剤(キレート剤)で、親油性ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198929.html)を加工して作成