適量の摂取により、冠動脈疾患や心不全の予防に寄与するのはどれか。1つ選べ。
適量の摂取により、冠動脈疾患や心不全の予防に寄与するのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ ステアリン酸ステアリン酸は飽和脂肪酸で、冠動脈疾患予防効果は期待されません。
- ⑵ ドコサヘキサエン酸DHAはn-3系脂肪酸で、トリグリセリド低下や抗血小板作用により冠動脈疾患・心不全の予防に寄与します。
- ⑶ エライジン酸エライジン酸はトランス脂肪酸で、LDLコレステロールを上げ冠動脈疾患のリスクを高めます。
- ⑷ パルミチン酸パルミチン酸は飽和脂肪酸で、過剰摂取はLDLコレステロールの上昇につながります。
- ⑸ アラキドン酸アラキドン酸はn-6系脂肪酸で、炎症や血小板凝集を促すエイコサノイドの前駆体です。
解説
正解は⑵です。ドコサヘキサエン酸(DHA)は魚油に多いn-3系多価不飽和脂肪酸で、血中トリグリセリドの低下、血小板凝集の抑制、抗炎症作用などを介し、適量の摂取が冠動脈疾患や心不全の予防に寄与すると考えられています。ステアリン酸・パルミチン酸は飽和脂肪酸、エライジン酸はトランス脂肪酸で、いずれも過剰摂取は血中LDLコレステロールを上昇させ冠動脈疾患のリスクを高めます。アラキドン酸はn-6系で、炎症性エイコサノイドの前駆体です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198929.html)を加工して作成