ソクマル薬剤師

患者の操作等について薬剤師が確認するポイントとして適切なのはどれか。2つ選べ。

79 歳男性。難治性の気管支ぜん息と診断され、吸入ステロイド薬及び長時間作用性気管支拡張薬による吸入療法を行っていた。しかし、効果不十分のため3ケ月前よりメポリズマブ(遺伝子組換え)皮下注が追加され、院内処方にて病院で使用法の指導・確認を行っていた。今月より院外処方となり、薬局に処方1 の処方箋を持って訪れた。薬剤師は、患者に練習用模擬ペンにて一連の操作をしてもらい、適切に使用できるか確認することとした。なお、この男性は、同一世帯に75 歳の妻がおり、両者とも要支援・要介護認定は受けていない。この夫婦は年金受給者でその他の収入はなく、窓口負担割合が1割である。(処方1 :処方日7 月1 日)メポリズマブ(遺伝子組換え)皮下注(100 mg/ 1 キット)(注) 1 キット1 回100 mg4 週間に1 回 皮下注射(自己注射)(注)この薬剤1 キットの薬価は約16 万円である。(皮下注ペンの構造と概要)薬液確認バー針キャップ(透明)安全カバー 薬液確認窓 使用前 使用後未使用の場合、薬液確認窓から薬液が見えます薬液注入後、薬液確認バーが左側に移動します穿刺用針は安全カバーに内蔵されており、針キャップを外し、安全カバーが見えなくなるまで穿刺部位にペン先を押し込むと、針が刺さり、薬液が注入される構造となっている。
患者の操作等について薬剤師が確認するポイントとして適切なのはどれか。2つ選べ。

解説

正解は⑵と⑷です。メポリズマブのペン型注射器は、針キャップを外してから注射部位に押し当てる必要があり、キャップを付けたままでは注射できません。また、安全カバーが見えなくなるまでペンを深く押し込むことで針が刺さり薬液が注入されるため、手のけがなどで十分に押し込めない状態がないかを確認します。タンパク質製剤は激しく振ると変性するおそれがあるため振りません。安全カバーを指で押すと針が出て危険です。ペンは注射部位に対して垂直(90度)に当てます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198928.html)を加工して作成

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