ソクマル薬剤師

シクロホスファミド水和物の溶解調製及び事故時の対応に関して、新人薬剤師が指導を受…

病院で、以下の事故事例を用いて、抗がん剤シクロホスファミド水和物の調製に関する新人薬剤師の研修会を行うことになった。<事故事例>シクロホスファミド水和物の溶解に閉鎖式薬物移送システム(CSTD)で調製するところ、その器具がなかった。薬剤師は安全キャビネットを使用して、シクロホスファミド水和物500 mg(凍結乾燥粉末)を生理食塩液25 mL で溶解させているときに18 G の注射針がシリンジから外れ、誤って薬液を飛散させてしまった。
シクロホスファミド水和物の溶解調製及び事故時の対応に関して、新人薬剤師が指導を受ける内容として正しいのはどれか。2つ選べ。

解説

正解は⑵と⑸です。抗がん剤の調製では、針が外れて薬液が飛散するのを防ぐため、ルアーロック型のシリンジを使用します。また、バイアル内を陰圧に保って操作し、薬液やエアロゾルの噴出を防ぎます。飛散した薬液は、汚染を広げないよう周囲から中心部に向かって拭き取ります。その後、水を含ませたガーゼで拭き、さらに消毒用エタノールで清拭して残留物を除去します。極端に細い注射針は溶解・吸引に時間がかかり、内圧を高めやすいため適しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198928.html)を加工して作成

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