この20 年間の生活習慣病に関する記述として正しいのはどれか。2つ選べ。
この20 年間の生活習慣病に関する記述として正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 糖尿病の患者数は40 歳代より急激に増加するが、そのほとんどは1 型糖尿病である。中高年で増える糖尿病のほとんどは2型で、1型は糖尿病全体の数%程度です。
- ⑵ 慢性閉塞性肺疾患(COPD)による総死亡者数は減少傾向にある。COPDの死亡者数は高齢化を背景に増加後、年間1万6千人前後で推移し、減少傾向とはいえません。
- ⑶ 心疾患による粗死亡率は増加傾向にある。高齢化により心疾患の粗死亡率は増加傾向にあるので正答です。
- ⑷ 脳血管疾患のうち、粗死亡率が最も高いのは、脳内出血である。脳血管疾患で粗死亡率が最も高いのは脳梗塞で、脳内出血ではありません。
- ⑸ 全悪性新生物死亡のうち、膵臓がんの死亡者数は男女とも増加傾向にある。膵臓がんの死亡者数は男女とも増加傾向にあるので正答です。
解説
正解は⑶と⑸です。人口動態統計(令和4年まで)では、心疾患の粗死亡率は高齢化に伴って増加傾向にあり、死因の第2位です。悪性新生物のうち膵臓がんの死亡者数は男女とも増え続けています。糖尿病のほとんどは生活習慣が関わる2型糖尿病です。脳血管疾患の粗死亡率は脳梗塞が最も高く、COPDの死亡者数は減少傾向とはいえず、年間1万6千人前後で推移しています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198928.html)を加工して作成