ソクマル薬剤師

病院薬剤師が、患児及び患児の両親に説明するにあたり、これまでに収集した情報の確認…

13 歳男性。身長135 cm、体重40 kg。近隣の公立病院脳神経外科にて頭蓋咽頭腫の摘出術を受けたものの、血中下垂体ホルモン濃度の異常は改善せず、汎下垂体機能低下症と診断され、いくつかのホルモン補充療法の一つとして成長ホルモン補充療法を行うこととなった。処方医より「ソマトロピン(遺伝子組換え)製剤を使用したいが、患児及び患児の両親が先行バイオ医薬品とバイオ後続品(バイオシミラー)のどちらを選択するかを判断できるように説明してほしい。」との依頼を受け、病院薬剤師から先行バイオ医薬品とバイオ後続品の相違について説明を行うこととなった。
病院薬剤師が、患児及び患児の両親に説明するにあたり、これまでに収集した情報の確認を行った。情報として、誤っているのはどれか。1つ選べ。

解説

正解は⑶です。バイオ後続品は、先行バイオ医薬品と構造が完全には同一ではないため、低分子の後発医薬品のように生物学的同等性試験だけで承認されることはありません。品質特性の比較に加え、原則として臨床試験で有効性や安全性の同等性・同質性を確認する必要があるため、⑶が誤りです。バイオ後続品は先行品より開発費が抑えられて安価に設定され、承認後は医薬品リスク管理計画の作成と製造販売後調査が求められます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198926.html)を加工して作成

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