ソクマル薬剤師

この処方に関して薬剤師が留意しておく内容として、正しいのはどれか。2つ選べ。

54 歳女性。数ケ月前より、咽頭痛及び頸部リンパ節腫脹を認めた。精査の結果、悪性リンパ腫(びまん性大細胞型B 細胞リンパ腫)と診断され、初回治療としてR-CHOP 療法を開始するために入院となった。化学療法施行前にB 型肝炎ウイルスのスクリーニング検査を実施したところ、次の検査結果であったため、以下の処方が開始となった。(検査結果)HBs 抗原(-)、HBc 抗体(+)、HBs 抗体(+)、HBV-DNA 量25 IU/mL(基準値20 IU/mL)(処方)エンテカビル錠0.5 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)1 日1 回 就寝前 7 日分
この処方に関して薬剤師が留意しておく内容として、正しいのはどれか。2つ選べ。

解説

正解は⑵と⑶です。エンテカビルは食事により吸収が低下するため、空腹時(食後2時間以降かつ次の食事の2時間以上前)に服用します。既往感染者でHBV-DNAが検出された場合、再活性化によるB型肝炎の劇症化を防ぐため、エンテカビルを開始したうえで化学療法を進めます。投与は化学療法中から終了後も一定期間(少なくとも12か月程度)継続します。腎機能低下時は投与間隔の調整が必要で、飲み忘れても2回分を一度に服用しないよう指導します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198926.html)を加工して作成

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