三大栄養素としての糖質、脂質、タンパク質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2…
三大栄養素としての糖質、脂質、タンパク質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 単位重量当たりで得られるエネルギーが最も多いのは、糖質である。単位重量当たりのエネルギーが最も多いのは脂質(約9 kcal/g)で、糖質は約4 kcal/gです。
- ⑵ 糖質はエネルギー源となり、エネルギー貯蔵体にも変換される。糖質はエネルギー源となり、グリコーゲンや中性脂肪としてエネルギー貯蔵体にも変換されます。
- ⑶ 脂質から単位重量当たりに得られるエネルギーは、タンパク質の約4 倍である。脂質(約9 kcal/g)はタンパク質(約4 kcal/g)の約2.25倍で、約4倍ではありません。
- ⑷ タンパク質はエネルギー源にはならない。タンパク質も約4 kcal/gのエネルギー源となり、飢餓時には糖新生の材料にもなります。
- ⑸ 脂質やタンパク質の代謝物の中には、ホルモンなどの生理活性物質の前駆体になるものがある。脂質からエイコサノイドやステロイドホルモン、アミノ酸からカテコールアミンなどの生理活性物質が作られます。
解説
正解は⑵と⑸です。糖質は主要なエネルギー源であり、余剰分は肝臓や筋肉のグリコーゲンとして、また脂肪酸に変換されて中性脂肪として貯蔵されます。脂質のアラキドン酸からはプロスタグランジンなどのエイコサノイド、コレステロールからはステロイドホルモン、アミノ酸のチロシンからはカテコールアミンや甲状腺ホルモンが作られます。単位重量当たりのエネルギーは脂質が約9 kcal/gと最も多く、糖質とタンパク質は約4 kcal/gで、タンパク質もエネルギー源になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198926.html)を加工して作成