生後3 ケ月の乳児に対する薬の使い方として適切なのはどれか。1つ選べ。
生後3 ケ月の乳児に対する薬の使い方として適切なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 散剤を熱湯で溶かしてから飲ませる。熱湯で溶かすと薬の成分が分解・変質するおそれがあり、適切ではありません。
- ⑵ 散剤をハチミツに混ぜて飲ませる。ハチミツは乳児ボツリヌス症の原因となるため、1歳未満の乳児には与えてはいけません。
- ⑶ 散剤に数滴の水を加えてペースト状にし、頬の内側か上あごに塗りつけ、すぐに水を飲ませる。少量の水でペースト状にして頬の内側や上あごに塗り、すぐに水を飲ませる方法は乳児に適した与え方です。
- ⑷ 散剤とシロップ剤が一緒に出ている時は、翌日分をあらかじめ混ぜて作り置きしておく。混合後は安定性が低下したり細菌が繁殖したりするおそれがあるため、飲む直前に混ぜ、作り置きはしません。
- ⑸ 坐剤は冷凍庫に保管し、冷えた状態で使用する。坐剤は冷蔵庫などの冷所で保管するのが一般的で、冷凍すると変質や割れの原因となり適切ではありません。
解説
正解は⑶です。乳児に散剤を飲ませるときは、少量の水で練ってペースト状にし、清潔な指で頬の内側や上あごに塗りつけ、その後すぐに水やミルクを飲ませる方法が勧められます。舌の先端は味を感じやすいため避けます。熱湯は薬の成分を変化させるおそれがあり、ハチミツは乳児ボツリヌス症の危険があるため1歳未満には与えてはいけません。散剤とシロップ剤を混ぜた作り置きは安定性や衛生面で問題があり、坐剤は冷所保存が基本で冷凍は不適切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198926.html)を加工して作成