ホスホジエステラーゼ4 (PDE4)を阻害することで、炎症性サイトカインの産生を…
ホスホジエステラーゼ4 (PDE4)を阻害することで、炎症性サイトカインの産生を抑制する尋常性乾癬の治療薬はどれか。1つ選べ。
- ⑴ マキサカルシトールマキサカルシトールは活性型ビタミンD3誘導体の外用薬で、表皮角化細胞の増殖を抑えます。
- ⑵ エトレチナートエトレチナートはビタミンA誘導体(レチノイド)で、表皮の角化異常を是正します。PDE4阻害薬ではありません。
- ⑶ アプレミラストアプレミラストはPDE4を阻害してcAMPを増加させ、炎症性サイトカインの産生を抑制します。
- ⑷ セクキヌマブセクキヌマブはIL-17Aに対するヒト型モノクローナル抗体で、IL-17Aの作用を中和します。
- ⑸ ブロダルマブブロダルマブはIL-17受容体Aに対するモノクローナル抗体で、IL-17のシグナルを遮断します。
解説
正解は⑶です。アプレミラストはホスホジエステラーゼ4(PDE4)を阻害する経口薬で、免疫細胞内のcAMPを増加させることにより、TNF-α、IL-17、IL-23などの炎症性サイトカインの産生を抑制し、尋常性乾癬や関節症性乾癬に用いられます。マキサカルシトールは活性型ビタミンD3外用薬、エトレチナートはレチノイド、セクキヌマブはIL-17Aに対する抗体、ブロダルマブはIL-17受容体Aに対する抗体であり、いずれも乾癬治療薬ですがPDE4阻害作用はありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198926.html)を加工して作成