界面に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
界面に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 固相-気相界面が固相-液相界面に置き換わることを吸着という。固相-気相界面が固相-液相界面に置き換わる現象はぬれであり、吸着ではありません。
- ⑵ 溶液における表面吸着は、Gibbs の吸着等温式で表される。溶液表面での溶質の吸着量は、表面張力の濃度依存性を用いたGibbsの吸着等温式で表されます。
- ⑶ 液滴の接触角が小さい固体表面ほどぬれやすい。接触角が小さいほど液体が固体表面に広がりやすく、ぬれやすい表面といえます。
- ⑷ 錠剤は、拡張ぬれにより崩壊する。錠剤の崩壊は、水が細孔内に入り込む浸漬ぬれによって起こるとされています。
- ⑸ 表面張力測定法には、毛管上昇法、円環法及び沈降法がある。沈降法は粒子径の測定法で、表面張力の測定法ではありません。
解説
正解は⑵と⑶です。溶液の表面への溶質の吸着量(表面過剰量)は、表面張力の濃度変化と結びつけたGibbsの吸着等温式で表されます。また固体表面での液滴の接触角が小さいほど液体が広がりやすく、ぬれやすいといえます。固相-気相界面が固相-液相界面に置き換わる現象はぬれであり、吸着ではありません。錠剤の崩壊は、水が内部の細孔に入り込む浸漬ぬれが関係します。表面張力の測定法には毛管上昇法、輪環法、滴重法などがあり、沈降法は粒子径の測定法です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198925.html)を加工して作成