放射性医薬品の調製と保管における注意事項として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
放射性医薬品の調製と保管における注意事項として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 調製作業はクリーンベンチ内で行う。誤りです。クリーンベンチは作業者側に気流が向かうため汚染が広がるおそれがあり、安全キャビネット等で調製します。
- ⑵ 飛散防止のためバイアル内を陰圧に保つ。記述は正しいです。バイアル内を陰圧に保つことで、放射性薬液の飛散や漏出を防ぎます。
- ⑶ 汚染に備え手袋等の防護具を着用する。記述は正しいです。汚染に備えて手袋などの防護具を着用します。
- ⑷ 調製作業は放射線管理区域内で行う。記述は正しいです。放射性医薬品の調製は放射線管理区域内で行います。
- ⑸ 放射線を安全に遮へいできる貯蔵箱に保管する。記述は正しいです。放射性医薬品は鉛などで遮へいされた貯蔵箱に保管します。
解説
正解は⑴です。クリーンベンチは清浄な空気を作業者側に向けて吹き出す構造のため、放射性物質が飛散すると作業者や室内を汚染するおそれがあります。放射性医薬品の調製は、無菌性と作業者の防護を両立できる安全キャビネットなどの専用設備で行う必要があり、クリーンベンチの使用は誤りです。そのほかの記述は正しく、バイアル内を陰圧に保つ、防護具を着用する、放射線管理区域内で作業する、遮へい能力のある貯蔵箱に保管する、が基本となります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198925.html)を加工して作成