この患者への薬剤師の説明として、適切なのはどれか。1つ選べ。
24 歳女性。病院の婦人科を受診後、以下の処方箋を持参し来局した。(処方)レボノルゲストレル錠1.5 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)1 日1 回1 日分
この患者への薬剤師の説明として、適切なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ この薬は今すぐ服用してください。緊急避妊薬は服用が早いほど効果が高いため、今すぐ服用するよう説明します。
- ⑵ この薬を服用しても、月経周期や出血の状況に影響はありません。服用後に月経周期の変化や不正出血が起こることがあり、影響がないとはいえません。
- ⑶ この薬を服用すると、性感染症の発症を予防できます。緊急避妊薬に性感染症を予防する効果はありません。
- ⑷ この薬を服用すると、完全に妊娠を回避できます。緊急避妊薬は妊娠を完全に回避できるわけではありません。
- ⑸ この薬は計画的な避妊にも用いられます。緊急避妊薬は計画的な避妊に用いるものではなく、日常の避妊には低用量経口避妊薬などを用います。
解説
正解は⑴です。レボノルゲストレル1.5 mg は緊急避妊薬で、避妊に失敗した性交後72時間以内に、できるだけ早く1回服用します。服用が早いほど効果が高いため、今すぐ服用するよう説明します。主に排卵を抑制・遅延させて妊娠を防ぎますが、妊娠を完全に回避できるわけではなく、服用後に月経周期の変化や不正出血が起こることがあります。性感染症は予防できず、計画的な避妊には用いません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成