この女性は当該医薬品の購入を希望した。販売時の薬剤師の対応として、正しいのはどれ…
30 歳女性。「この季節になると、くしゃみが出て、鼻が詰まってつらい」との訴えがあり、仕事や家事などで忙しいため、市販薬で対処したいと、薬局に相談に来た。そこで、薬剤師は要指導医薬品のフルチカゾンプロピオン酸エステル点鼻薬を勧めた。
この女性は当該医薬品の購入を希望した。販売時の薬剤師の対応として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 女性に情報提供及び指導を行い、その内容を理解したこと、質問がないことを確認した。情報提供と指導を行い、内容を理解したことと質問がないことを確認してから販売します。
- ⑵ 母親も同様の症状があるが、仕事で忙しく来局できないとのことだったため、母親の分も販売した。要指導医薬品は原則として使用者本人に販売するもので、来局していない母親の分は販売できません。
- ⑶ この医薬品は、インターネットでも購入可能であると説明した。要指導医薬品は対面販売が必要で、インターネットでは販売できません。
- ⑷ 仕事が忙しく何回も購入することが面倒とのことだったので、10 箱をまとめて販売した。要指導医薬品は適正な使用に必要な数量に限って販売するため、10箱をまとめて販売するのは不適切です。
- ⑸ 販売した薬剤師の氏名、薬局の名称、連絡先を女性に伝えた。販売した薬剤師の氏名、薬局の名称、連絡先を購入者に伝えることが義務付けられています。
解説
正解は⑴と⑸です。要指導医薬品は、薬剤師が使用者本人に対面で、書面を用いて情報提供と指導を行い、その内容を理解したことや質問がないことを確認したうえで販売します。また、販売した薬剤師の氏名、薬局の名称、連絡先を購入者に伝えなければなりません。原則として使用者本人以外には販売できず、インターネット販売もできず、適正な使用に必要な数量に限って販売します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成