ドライパウダー吸入器の使用法に関する説明として適切なのはどれか。1つ選べ。
ドライパウダー吸入器の使用法に関する説明として適切なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 吸入前に容器をよく振ってください。容器をよく振るのは懸濁型のエアゾール(pMDI)の操作で、DPIでは不要です。
- ⑵ 吸入前に息を吐かないでください。吸入前には吸入口から顔を背けて十分に息を吐き出すことで、深く吸い込めるようにします。
- ⑶ 吸入時は勢いよく深く息を吸い込んでください。DPIは自分の吸気で粉末を吸い込むため、勢いよく深く吸い込む必要があります。
- ⑷ 吸入してから息を止めないでください。吸入後は数秒間息を止めて、薬剤を気道や肺に十分沈着させるよう指導します。
- ⑸ 吸入口を下に向けて吸い込んでください。吸入口を下に向けると粉末がこぼれるおそれがあり、一般に水平に保って吸入します。
解説
正解は⑶です。ドライパウダー吸入器(DPI)は、患者自身の吸気の力で粉末の薬剤を引き出して肺に届けるため、吸入時には速く深く息を吸い込むことが大切です。吸入前には吸入口に息を吹きかけないよう顔を背けて十分に息を吐き、吸入後は数秒間息を止めて薬剤を肺に沈着させます。容器をよく振るのは加圧噴霧式定量吸入器(pMDI)の操作であり、DPIでは粉が湿ったり飛散したりしないよう吸入口を下に向けずに扱います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198923.html)を加工して作成