遅発性ジスキネジアの典型的な症状はどれか。1つ選べ。
遅発性ジスキネジアの典型的な症状はどれか。1つ選べ。
- ⑴ 高熱高熱は抗精神病薬による悪性症候群などの症状で、遅発性ジスキネジアの典型症状ではありません。
- ⑵ 手指関節のこわばり手指関節のこわばり(朝のこわばり)は関節リウマチの典型症状です。
- ⑶ 無意識に口をもぐもぐさせる口をもぐもぐさせる、舌を動かすなどの口周囲の不随意運動が、遅発性ジスキネジアの典型症状です。
- ⑷ 筋肉痛筋肉痛は横紋筋融解症などでみられる症状で、遅発性ジスキネジアとは異なります。
- ⑸ じっと座っていられないじっと座っていられずそわそわするのはアカシジアの症状で、遅発性ジスキネジアとは別の錐体外路症状です。
解説
正解は⑶です。遅発性ジスキネジアは、抗精神病薬などのドパミンD2受容体遮断薬を長期間服用した後に現れる不随意運動で、口をもぐもぐさせる、舌を突き出す、口をすぼめるといった口・舌・顔面の繰り返し運動が典型です。受容体の過感受性が関わるとされ、薬を中止しても残ることがあります。高熱は悪性症候群、じっと座っていられないのはアカシジア、手指のこわばりは関節リウマチなどでみられる症状です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198923.html)を加工して作成