日本薬局方一般試験法において、次の装置が用いられる試験法はどれか。1つ選べ。
日本薬局方一般試験法において、次の装置が用いられる試験法はどれか。1つ選べ。
- ⑴ 融点測定法融点測定法では、試料を詰めた毛細管を浴液中で加熱して融ける温度を観察する装置を用いるため、蒸留装置ではありません。
- ⑵ 沸点測定法及び蒸留試験法沸点測定法及び蒸留試験法では、蒸留フラスコ・温度計・冷却器・メスシリンダー(受器)からなる蒸留装置を用い、留出温度と留出量を測ります。
- ⑶ 凝固点測定法凝固点測定法では、試料を入れた内管を外管と冷却浴で冷やし、温度計で凝固点を読む装置を用います。蒸留は行いません。
- ⑷ 屈折率測定法屈折率測定法ではアッベ屈折計を用いて屈折率を測定します。加熱・留出する装置は使いません。
- ⑸ 比重及び密度測定法比重及び密度測定法では、ピクノメーター、浮きばかり、振動式密度計などを用います。蒸留装置ではありません。
解説
正解は⑵です。設問の装置は、日本薬局方一般試験法の「沸点測定法及び蒸留試験法」で用いる、蒸留フラスコ・温度計・冷却器・受器を組み合わせた蒸留装置とされています。試料を加熱して留出させ、留出温度と留出量を測る仕組みです。融点測定法は毛細管と浴を、凝固点測定法は二重管の容器を、屈折率測定法はアッベ屈折計を、比重及び密度測定法はピクノメーターや振動式密度計を用いるので、蒸留装置とは結びつきません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198923.html)を加工して作成