健康診断で血清尿酸値の高値を指摘された40歳の男性から、生活の中で気をつけること…
健康診断で血清尿酸値の高値を指摘された40歳の男性から、生活の中で気をつけることを質問された。薬剤師の説明として、正しいのはどれか。
- ⑴ プリン体を除いたビールに替えれば、飲む量を増やしても尿酸値の上昇は抑えられる。アルコールそのものが尿酸の産生を増やし排泄を妨げるため、飲む量を増やせば尿酸値は上がります。
- ⑵ 息が切れるほどの激しい運動を毎日続けると、尿酸の産生が減って値が下がる。激しい無酸素運動は尿酸の産生を増やします。勧められるのは有酸素運動です。
- ⑶ 尿酸を排泄しやすくするため、水分を控えめにして尿を濃くするようにする。尿酸は水に溶けにくく、十分な水分をとって尿量を増やすことが排泄を助けます。
- ⑷ 絶食による急な減量は、尿酸の排泄を促すので値を最も早く下げる方法である。絶食ではケトン体が増えて尿酸の排泄が妨げられ、尿酸値はかえって上がります。
- ⑸ 果糖を多く含む清涼飲料水は、肝臓で尿酸の産生を増やすので控えめにする。果糖は肝臓での代謝の過程でプリン体の分解を進め、尿酸の産生を増やします。
解説
正解は、果糖を多く含む清涼飲料水のとりすぎを控えることです。果糖は肝臓で代謝される際にプリン体の分解を進め、尿酸の産生を増やします。高尿酸血症の予防では、肥満の解消、アルコールを控えること、十分な水分をとって尿量を保つこと、適度な有酸素運動が勧められます。激しい無酸素運動や急な減量、絶食はかえって尿酸値を上げるため、緩やかに体重を減らすことが大切です。
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