ソクマル薬剤師

58歳の男性。統合失調症でハロペリドールを服用している。最近、別の薬が追加された…

58歳の男性。統合失調症でハロペリドールを服用している。最近、別の薬が追加された後から動悸とめまいを訴え、一度意識を失って倒れた。心電図でQT間隔の延長と、波形がねじれるような多形性の心室頻拍が記録された。この不整脈が起こったしくみとして、最も適切なのはどれか。

解説

正解は⑶です。抗精神病薬や一部の抗菌薬、抗不整脈薬は、心筋の再分極を担う遅延整流性カリウムチャネルを抑えることがあります。再分極が遅れて活動電位の持続時間が延びると心電図のQT間隔が延長し、トルサード・ド・ポアントと呼ばれる多形性の心室頻拍が起こって失神や突然死の原因になります。複数のQT延長作用をもつ薬の併用や、低カリウム血症、徐脈は危険を高めます。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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