ソクマル薬剤師

68歳の男性。短腸症候群のため、微量元素製剤を加えない中心静脈栄養を1年以上続け…

68歳の男性。短腸症候群のため、微量元素製剤を加えない中心静脈栄養を1年以上続けていた。下肢の筋肉痛と爪の白色化が現れ、心機能の低下も指摘された。血液検査では貧血や白血球の減少はみられなかった。不足が疑われる元素と、その生体内での働きの説明として、正しいのはどれか。

解説

正解は⑷です。微量元素を補わない中心静脈栄養を長く続けると、セレンが欠乏して心筋症、筋肉痛、爪の白色化などが起こります。セレンはグルタチオンペルオキシダーゼの構成成分で、過酸化水素や過酸化脂質を分解して細胞を酸化から守ります。亜鉛欠乏は皮膚炎や味覚障害、銅欠乏は貧血や白血球の減少を起こします。ビタミンB12の中心金属はコバルト、甲状腺ホルモンの成分はヨウ素です。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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