ソクマル薬剤師

ある懸濁性の内用液剤は、瓶をよく振ると流れやすくなって量り取りやすくなり、しばら…

ある懸濁性の内用液剤は、瓶をよく振ると流れやすくなって量り取りやすくなり、しばらく置いておくと再びとろみが戻って粒子が沈みにくくなる。この製剤が示す流動の性質として、正しいのはどれか。

解説

正解は⑷です。チキソトロピーは、かき混ぜたり振ったりすると粒子どうしがつくる網目の構造が壊れて見かけの粘度が下がり、静置すると時間をかけて構造が回復して粘度が戻る性質です。懸濁剤では、置いている間は粘度が高く粒子が沈みにくく、使う前に振ると流れやすくなって量り取りやすくなるため、製剤の設計に利用されます。ずり速度と粘度の関係だけで決まるニュートン流動や塑性流動とは区別されます。
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