等張化剤として用いられるのはどれか。1つ選べ。
等張化剤として用いられるのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ エタノールエタノールは主に溶剤や溶解補助剤として用いられ、等張化剤としては用いられません。
- ⑵ ポリソルベート80ポリソルベート80は非イオン性界面活性剤で、溶解補助剤や乳化剤として用いられます。
- ⑶ 塩酸塩酸はpH調節剤として用いられ、等張化剤ではありません。
- ⑷ クロロブタノールクロロブタノールは保存剤や無痛化剤として用いられる添加剤で、等張化剤ではありません。
- ⑸ 濃グリセリン濃グリセリンは浸透圧を調整する等張化剤として、注射剤や点眼剤に用いられます。
解説
正解は⑸です。等張化剤は、注射剤や点眼剤の浸透圧を体液とほぼ等しく調整するために加える添加剤で、塩化ナトリウム、ブドウ糖、濃グリセリン、D-マンニトールなどが用いられます。濃グリセリンは低分子で浸透圧を上げやすく、刺激性も少ないため等張化剤として汎用されます。エタノールは溶剤、ポリソルベート80は界面活性剤(溶解補助剤・乳化剤)、塩酸はpH調節剤、クロロブタノールは保存剤や無痛化剤として用いられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198926.html)を加工して作成