65歳の男性。自宅の井戸水を飲み水にしており、やかんに白い付着物がたまると相談さ…
65歳の男性。自宅の井戸水を飲み水にしており、やかんに白い付着物がたまると相談された。井戸水を分析したところ、カルシウムイオンが40 mg/L、マグネシウムイオンが12 mg/L含まれていた。原子量をCa=40、Mg=24とし、炭酸カルシウムの式量を100とするとき、この水の総硬度(炭酸カルシウム換算)として最も近いのはどれか。
- ⑴ 150 mg/Lカルシウム分は100 mg/L、マグネシウム分は12×100÷24=50 mg/Lで、合わせて150 mg/Lです。
- ⑵ 100 mg/Lカルシウムの分だけを換算しており、マグネシウムによる硬度を加えていません。
- ⑶ 200 mg/Lマグネシウムを換算する際に、原子量24で割る代わりに12で割っています。
- ⑷ 130 mg/Lマグネシウムを換算する際に、カルシウムの原子量40で割っています。
- ⑸ 52 mg/L2つのイオンの濃度をそのまま足しており、炭酸カルシウムに換算していません。
解説
正解は⑴です。総硬度は、水に含まれるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの量を、炭酸カルシウムの量に換算して表したものです。カルシウムは40 mg/L×100÷40=100 mg/L、マグネシウムは12 mg/L×100÷24=50 mg/Lとなり、合計は150 mg/Lです。硬度の高い水は石けんの泡立ちを悪くし、ボイラーなどにスケールをつくる原因になります。水道水には味などの観点から硬度の基準が設けられています。
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